ソアリングシステムパラグライダースクール

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2025年4月28日(月)



北と南の低気圧に挟まれ微妙な気圧配置。エリアの朝は曇天で吹き降ろし風が支配的でした。それでも西風から東風に変わる刹那のコンバージェンスで上げ切って雄大積雲と降雨を避けながら置賜盆地を周回する一縷の望みに賭けたHG選手の皆さんは午前8時半から準備万端でスタンバイしていました。パラパイロットの皆さんがフライトを繰り返していると11時半過ぎに西風のラインがエリア内に到着。雄大積雲近くで海抜2,300mまでうまく上げ切った選手達がレース開始。米沢高畠周辺で熱い戦いが繰り広げられている午後1時半頃にはエリアの中には東風強風が吹きこみパラグライダーのフライト終了。熱戦の最中、校長は山形空港に出向いて制限空域の趣旨説明。全ては安全の為に!

「空」渡邊さんスタート。曇天無風上等です。
クラスⅤの選手が十分一山でガン見する中で西村さんテイクオフ。
昼前に僅かな上昇気流が出始めパラがしがみついていました。渋いですがレースに使える東風の到着までの時間を考えるとゲートオープンです。
クラスⅤは十分一山からスタート。この難しいコンディションを読み切った気象情報担当の内藤さんと絶妙なタスク設定のタスクコミッティ―の皆さんは流石です。そして今日のポテンシャルを使い切って日本選手権を成立させてくれた選手はまことにあっぱれ!校長は朝の気象ブリーフィングから鋭い質疑応答が繰り広げられていた事を頼もしく思いました。XC課程だけでなく皆さん、しっかりしたプランを持って朝のスクールブリーフィングに参加してくださいね!質問してくださいね!