高気圧に覆われ良いお天気でした。ハイキング日和でしたが校長は朝から昨夜の山火事の実地検分に同伴。原因や犯人特定には至らないものの終了したので下山したら・・・今度は十分一山の南斜面下方から出火。サーマルに煽られて火が物凄い勢いでテイクオフに近づいていました。急いで登頂した校長と泉先生は激しい炎と煙を見て山頂倉庫やログハウスに置いてある備品などをスクール車に積み込みました。テイクオフや展望台からは消防車などで消火活動、防災ヘリも日没までピストン運航していました。これ程に大規模な消火活動を展開しても火の勢いはなかなか弱まらず日付が変わる頃にようやく大きな炎は見えなくなりました。(県は自衛隊に災害派遣を要請、陸自第一ヘリコプター団のCH47チヌークが木更津駐屯地から来てくれることになりました。午後10時過ぎにチヌークと思われるヘリコプター2機が十分一山上空を通過、東根の第六師団に向かったようです。)
三段道路くらいの高さからテイクオフまであっという間に燃え上がりました。泉先生は、もしかしたらと吹き流しを外しましたが本当に支柱の所まで炎があがりました。
奥に見える影は、防災ヘリ。
展望台の平場から沢の下の方までホースを伸ばして放水開始。
この後は県の災害要請を受けて陸上自衛隊第六師団も駆けつけてくれました。
消防防災ヘリコプターが大活躍。
山形県の「もがみ」と新潟県の「はくちょう」がピストン運航して消火活動。
放水。
スカイフェスのゲストで来て実演してくれるなら拍手喝采でしたが・・・私たちは火が消えてくれるのを祈るしかありませんでした。
「もがみ」君がんばって~。
こちらは新潟県から応援に駆けつけてくれた「はくちょう」さん。
もがみ君もはくちょうさんも同じAW139ですが、ちょっとルックスが違います。
山形県は自衛隊に災害派遣を要請。東根の第6師団からはUH-1Jが駆けつけて情報収集。チヌークのような大型機を遠方から呼んで活動してもらうには偵察も必要。
いつも思うのだけれども「屠龍の技」であって欲しい。スカイフェスティバルの時にゲストに来てくれるだけでいい。
朝は昨夜に鎮火した現場の実地検分。
タバコをポイ捨てした証拠は見つかりませんでしたが、こんな事が続くと山を閉鎖しないと、なんて話していたら・・・。
おまけ
まだ平和な朝の内、十分一山テイクオフで唯一飛んでた子。
本当に穏やかなハイキング日和でした。残念。